2026年2月20日公開の『教場 Requiem』、ついに完結だ。ロケ地は今回も宮城県の東北学院大学に加え、神奈川県海老名市で大規模な撮影が敢行された。
特に海老名駅前の「ビナウォーク」には期間限定で「あおがおか交番」のセットが建設され、佐藤勝利や齊藤京子ら新キャストの目撃情報も多数報告されている。
この記事では、公式発表や目撃情報をもとに、映画の舞台となった撮影場所と「一般人が立ち入り可能か」を徹底調査した。
| 撮影場所 (エリア) |
撮影シーン・セット (詳細) |
アクセス (立ち入り可否) |
|---|---|---|
| ビナウォーク (神奈川県海老名市) |
あおがおか交番(セット) 5番館「ビナまちリビング」付近。 アクションシーンや階段も使用。 |
海老名駅直結 ◯ 一般利用可 ※交番セットは撤去済 |
| 東北学院大学 泉キャンパス (宮城県仙台市) |
風間教場(警察学校) 渡り廊下、3号館階段、剣道場。 シリーズ恒例の象徴的な場所。 |
泉中央駅からバス △ 見学注意 ※外観のみ/要確認 |
| 実践女子大学 日野キャンパス (東京都日野市) |
食堂・図書館など 桜ホールで佐藤勝利、井桁弘恵らの 出演シーンを撮影。 |
日野駅から徒歩 △ 関係者外NG ※学園祭等で公開の可能性 |
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【神奈川】海老名ビナウォーク|「あおがおか交番」があった場所

今回の劇場版『教場 Requiem』において、最も重要かつアクセスの良いロケ地が神奈川県海老名市にある商業施設「ビナウォーク」だ。2025年6月と8月に大規模な撮影が行われ、多くの目撃情報がSNSを駆け巡ったことは記憶に新しい。
ここは単なる背景ではない。新人刑事たちが配属され、事件と対峙し、そして成長していく「現場」そのものとして機能している。スクリーン越しに見える風景の多くは、私たちが普段買い物をする日常の延長線上にある。
ビナまちリビング付近に組まれた「交番セット」
劇中に登場する「海老名西警察署 あおがおか交番」。その精巧な佇まいは実在の交番そのものに見えるが、実はビナウォーク5番館1階の「ビナまちリビング」付近に一から建て込まれたセットである。
商業施設の一角を大胆に封鎖し、警察車両を配置して作り上げられた虚構の空間。ここであの緊張感あふれるドラマが展開されたのだ。現在、この交番セットは完全に撤去されており、通常の商業エリアに戻っている点には注意してほしい。
だが、現場に立てば「ここに交番があった」という空間の広がりを感じることができるはずだ。セットという抜け殻が消えた後も、場所の記憶は確実に残っている。
5番館の階段と「赤い柱」はアクションシーンの舞台
セットは消えても、建物自体の構造は変わらない。特に注目すべきは、5番館の特徴的な「赤い柱」や、アクションシーンで使用された階段付近だ。
予告編や本編で映り込む背景の柱や床のタイル。それらと全く同じものが目の前にあるという事実は、聖地巡礼における最大の快楽だろう。想像力で映像を補完し、自分だけの「教場」を脳内で再生することこそ、この場所を訪れる意義だと言える。
日常の買い物客が行き交う中で、ふと映画の世界線が交差する瞬間。そのゾクゾクするような感覚を味わえるのは、今この時期だけかもしれない。
【宮城】東北学院大学 泉キャンパス|風間教場の「空気」が宿る聖地

シリーズを通して「風間教場」の舞台となり、数々の生徒たちが涙を流し、血を吐くような訓練に耐えた場所。それが宮城県仙台市にある「東北学院大学 泉キャンパス」だ。ファンにとってはもはや「実家」と呼んでも過言ではない聖地である。
赤レンガとコンクリートが織りなす重厚な建築様式は、風間公親というキャラクターの厳格さを視覚的に支え続けてきた。画面全体を支配するあの冷たく張り詰めた空気は、このキャンパスが持つ本来のポテンシャルによるものだ。
風間教官が歩いた「渡り廊下」と「3号館の階段」
大学公式X(旧Twitter)も「うっすらと見覚えのある景色」と反応している通り、渡り廊下や3号館の階段はシリーズを通して何度も登場する象徴的なスポットだ。
風間教官が静かに、しかし威圧的に歩く足音が聞こえてきそうな廊下。生徒たちが絶望的な表情で駆け上がった階段。それらはセットではなく、実在する大学の設備としてそこに鎮座している。建築物が持つ「重み」が、演技のリアリティを底上げしていることは間違いいない。
厳しい訓練が行われた「体育館の剣道場」
剣道場でのシーンもまた、教場シリーズには欠かせない要素だ。精神と肉体を極限まで追い込む訓練の描写は、この場所の静謐な空気がなければ成立しなかっただろう。
ただし、ここで最も重要な警告をしておく。大学は教育・研究機関であり、観光地ではない。無断での構内立ち入りや撮影は厳禁だ。
我々ができるのは、敷地外からその外観を敬意を持って眺めること、あるいはオープンキャンパスなど正当に許可された機会を待つことだけだ。ルールを守れない人間に、風間教場を語る資格はない。
【東京】実践女子大学&その他のロケ地情報

完結編となる本作では、物語の広がりと共に新たなロケ地も採用されている。特に注目すべきは、東京都日野市にある実践女子大学(日野キャンパス)だ。
大学の公式リリースによれば、2026年1月1日に撮影協力が発表されており、学内の施設が重要なシーンで使用されていることが確定している。
佐藤勝利らが訪れた実践女子大学「桜ホール」
実践女子大学では、主に「桜ホール(食堂)」や図書館などで撮影が行われた。佐藤勝利や井桁弘恵、齊藤京子といった新キャストたちが、この場所で演技を交わしたことになる。
実際にキャストが食事をしたかもしれない空間、あるいは重要な会話がなされたテーブル。そういったディテールへの興味は尽きないが、ここもまた現役の女子大学であることを忘れてはならない。
学園祭などの一般公開日を除き、関係者以外の立ち入りは制限されているケースが多い。公式情報を必ず確認し、無理な訪問は避けるのが賢明だ。
千葉大学(体育館)や消防学校での訓練シーン
警察学校のリアリティを支えるのは、大学だけではない。千葉大学の体育館で行われた尾行訓練シーンや、神奈川県消防学校での火災訓練シーンなど、「本物の訓練施設」が惜しみなく使われている。
作り物ではない機材、使い込まれた床の傷、壁の汚れ。そういった細部に宿る情報量が、画面に嘘のない説得力を与えている。ロケ地選定のこだわりが、作品の質を決定づけている好例と言えるだろう。
聖地巡礼のマナーと注意点|教場の世界を壊さないために
ロケ地を巡る旅は楽しいが、一歩間違えば作品の顔に泥を塗ることになる。特に『教場』という規律をテーマにした作品のファンであれば、誰よりも高いモラルが求められるはずだ。
ここでは、聖地巡礼において絶対に守るべき鉄の掟を確認しておく。「風間教官ならどう裁くか」を常に念頭に置いて行動してほしい。
大学・学校施設への「無断立ち入り」は絶対NG
繰り返しになるが、東北学院大学や実践女子大学などの教育施設への無断侵入は論外だ。それは不法侵入という犯罪であり、ファンの熱意で正当化できるものではない。
関係者以外立ち入り禁止のエリアには、絶対に入らないこと。外観のみの見学であっても、通学中の学生にカメラを向けたり、大声で騒いだりする行為は厳に慎むべきだ。
商業施設での撮影は「他のお客様」への配慮を
海老名ビナウォークは公共の商業施設であり、多くの一般客が買い物を楽しんでいる。通路を塞いでの記念撮影や、長時間同じ場所に留まる行為は営業妨害になりかねない。
「自分たちは特別だ」という意識を捨て、風景の一部として静かに振る舞うこと。それが、ロケ地を提供してくれた施設への感謝を示す唯一の方法だ。
終わる場所、残る記憶
映画の公開と共に、撮影のために組まれたセットは解体され、役者たちは次の現場へと去っていく。海老名の交番セットが消えたように、祭りの後は常に静寂が訪れる。物理的な「場所」は、いつか必ず変質し、あるいは消失してしまう運命にある。
だが、僕らがスクリーンで目撃した光景は、デジタルの記録として、それ自体が教場の一部として永遠に残り続ける。セットがなくなった跡地に立ち、そこで演じられた魂の残響に耳を澄ませること。それこそが、完結編を見届けた僕らに許された、最後の儀式なのかもしれない。
「教場」という物語は終わるが、その舞台となった場所は、これからも僕らの日常と地続きの場所にあり続ける。ふとした瞬間に風景が重なり、風間公親の鋭い視線を感じる――そんな錯覚を抱けることこそが、この作品が僕らに残した最大の遺産なのだろう。
マナーを守って聖地を眺め、心の中で静かに敬礼して帰るのが、俺たちなりの「卒業式」だ。
- ★ ビナウォークのセットは撤去済みだが、その「熱」は現場に残っている
- ★ 東北学院大・実践女子大は無断立ち入り厳禁。外観からの敬意を忘れるな
- ★ ロケ地巡礼はマナーを守ってこそ成立する「最後の授業」だ
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