韓国発のアクションホラー映画『悪魔祓い株式会社』、気になってる人も多いんじゃないでしょうか?
マ・ドンソクが拳で悪魔をぶん殴るという、めちゃくちゃな設定ながらどこかクセになるこの作品。
この記事では、ネタバレ込みのあらすじ・結末・海外評価・リアルな感想まで、一気に語っていきます!
- ✔ 映画『悪魔祓い株式会社』のあらすじと衝撃的なラストの展開
- ✔ 海外レビューに見る評価ポイントと酷評の理由
- ✔ ソヒョンやマ・ドンソクなど主要キャストの演技と存在感
- ✔ ファウンドフッテージなど演出面の特徴と賛否
- ✔ 続編の可能性と物語に残された謎の考察
目次[閉じる]
『悪魔祓い株式会社』の結末ネタバレ:最後に待つ衝撃の展開とは?
映画『悪魔祓い株式会社』は、韓国映画らしい肉弾アクションとオカルトホラーが融合した、なかなかクセのある一本なんです。
この映画、ただの悪魔退治モノじゃない。しっかりとエクソシズムの手順も描いてて、意外にも真面目。
今回は、そんな本作のラストまでガッツリネタバレしながら、どんな結末が待っていたのかを紹介していきます。
悪魔祓いチーム「ホーリーナイト」の正体と目的
ホーリーナイトは、ソウルの裏社会で活動する悪魔祓い専門チーム。教会とも国家とも無関係、独立した組織って設定がアツい。
チームは3人編成で、筋肉担当のバウ(演:マ・ドンソク)、エクソシストのシャロン(演:ソヒョン)、知識と記録係のキム・ゴン(演:イ・ダヴィッド)。
それぞれの役割分担がまるでRPGみたいで、観ててめっちゃ分かりやすいし、すぐ感情移入できるのも魅力。
妹ウンソを巡る悪魔憑依事件の全貌
ストーリーのメインは、精神科医ジョンウォンの妹、ウンソの憑依事件。
最初は精神疾患として治療されてたけど、明らかに人智を超えた異常行動が連発。そこから物語が一気にオカルト方向に振り切っていく。
実はこの憑依、単なる偶然じゃなくて、悪魔崇拝カルト「ブラックマス」による計画的な儀式だったことが判明。ここでようやくホーリーナイトの出番ってわけ。
バウの自己犠牲とアスモデウス召喚の阻止
クライマックスでは、ウンソの体を通じて古代悪魔「アスモデウス」がこの世に現れようとするんだけど、それを止めるのが我らがバウ。
例によって拳一発で大体解決しちゃうんだけど、今回はちょっと違う。バウは地下聖堂まで単独で乗り込んで信者を一掃し、最後は自らを犠牲にして悪魔の封印に挑む。
最終的にアスモデウスが半分実体化するも、スーパーマンパンチで撃退。この流れ、正直ベタだけど爽快感すごかった。
ただ、「あれ、他のメンバーほとんど何もしてなくね?」って思うのは僕だけじゃないはず(笑)。
観客の感想:マ・ドンソクの拳で語る悪魔退治の魅力と賛否
『悪魔祓い株式会社』って、正直評価がめちゃくちゃ分かれてます。
観た人の中には「筋肉バカ映画」って笑う人もいれば、「地味にホラーとしても面白いじゃん」って言う人も。
ここでは、国内外のレビューから分かる“リアルな声”をまとめてみました。
アクション重視?ホラー表現?意見が分かれる演出手法
この作品、ジャンルとしてはホラー×アクションなんだけど、観客によって受け取り方が真逆なのが面白い。
アクション好きな人からは、「マブリー無双が最高!もっと殴ってほしかった!」って声が多い一方で、ホラー期待組は「怖さが中途半端」と感じたみたい。
中には「ジャンプスケアに頼りすぎ」「パラノーマル系の演出が古く感じる」といった意見もあり、演出面では賛否がハッキリ分かれた印象。
「設定は面白いが脚本が弱い」という批判の背景
ストーリー面で多かった指摘が、「せっかく面白い設定なのに、脚本が弱い」という点。
たしかに、キャラクターの背景描写が薄いっていうのは観てて感じた。特にホーリーナイトの3人が、どうして悪魔と戦うようになったのかとか、その辺りの説明が完全に置き去りなんですよね。
あと、クライマックスも展開が急すぎて「え、もう終わり?」ってなる人も多かったみたい。
続編を前提に作ってる感はあるけど、だったらもうちょい丁寧に積み上げてほしかったっていうのが本音。
海外の評価とレビュー:IMDbやRotten Tomatoesの声
海外レビューって、日本の感想とちょっと違う視点で語られてて面白いんですよ。
今回は、IMDbやRotten Tomatoesの評価を中心に、海外の視点から『悪魔祓い株式会社』がどう受け止められてるのかを掘っていきます。
褒めてる人もいれば、バッサリ切り捨ててる人もいたりして、けっこう本音で語ってます。
「拳で悪魔を殴る」アイディアに対する高評価
まず海外でもっともウケていたのが、「マ・ドンソクが悪魔をパンチする」っていうコンセプト。
Rotten Tomatoesの批評家コメントには、「これは天国で生まれた組み合わせか、それとも地獄か?」っていう皮肉交じりの褒め言葉もありました。
「アクションスターがエクソシストを演じる」っていう発想自体が海外では新鮮だったらしく、キャラ設定と肉体アクションの融合に関しては、かなりポジティブな評価が多め。
CGの質とキャラクター描写の浅さへの不満
一方で、ダメ出しされてたのはCGのクオリティと物語構成の雑さ。
あるレビュアーは「まるでナイジェリア映画のようなCG」とまで酷評してて、海外のシビアな目はごまかせないな…と感じました。
特に、悪魔召喚シーンのビジュアルや、地獄のゲートの表現などは「B級感」が強すぎて、映画にのめり込めなかったって声が目立ちました。
さらに、「キャラたちがどこから来て、なぜ力を持ってるのか説明不足」との声も多く、設定に関する情報の少なさが評価を下げた大きな要因になってるみたいです。
注目の演出と演技:ファウンドフッテージとキャストの存在感
『悪魔祓い株式会社』がちょっとユニークなのは、ただのアクションホラーにとどまらないってところ。
演出にも攻めたアイディアが使われてて、ホラー好きなら「あ、これあの手法だ」ってニヤっとできるシーンがいっぱいあるんです。
あとキャストの魅力も外せない。今回は演出と演技、両方の視点で注目ポイントをまとめてみました!
ソヒョンの演技力とキャラクターの魅力
少女時代のソヒョンが演じるのは、穏やかで霊的感知力の高いエクソシスト、シャロン。
アイドル出身ということで不安視されてたけど、意外と説得力のある演技で驚かされた人も多かったはず。
儀式中の落ち着いた所作や、悪魔に立ち向かう姿勢はしっかり“ホラー映画のヒロイン”してました。しかもちゃんと強い。
パンチで悪魔を吹っ飛ばすマブリー(バウ)とは真逆の方向性で、バランスのいいコンビだったのが印象的。
ファウンドフッテージ演出の効果と違和感
本作では、ファウンドフッテージ的な演出も取り入れられてて、これはちょっと好き嫌いが分かれるかも。
防犯カメラの映像や手持ちカメラ視点をミックスして、臨場感を出そうとしてるんだけど、逆にテンポを崩してるって感じる人もいたっぽい。
個人的には、「あ、これは白石晃士監督っぽいな」って思ったし、韓国映画でこういう演出見るのは新鮮でした。
ただ、戦闘シーンでもそのカメラ演出を使うから、「何が起こってるか分かりにくい」っていうのは正直あったかな。
続編の可能性と残された謎:『悪魔祓い株式会社』はシリーズ化するのか?
『悪魔祓い株式会社』って、観終わったあと「あれ?まだ話続きそうじゃね?」って思った人、けっこう多いはず。
実際、ポストクレジットシーンでも続編の匂わせがあるし、全体の作りからして完全にシリーズ化狙いって感じ。
このブロックでは、残された謎と続編の可能性について語っていきます!
能力や背景の説明不足は次作への布石?
正直、1作目だけ観た人からすると、ホーリーナイトの能力設定ってめちゃくちゃ謎が多い。
バウがなぜあんなに強いのかとか、シャロンの呪文の正体とか、キム・ゴンの背景とか…全然説明されないんですよね。
これ、裏を返せば「次回に期待してね!」ってことなのかなと思ってて、ある意味少年マンガの第1話みたいな立ち位置とも言える。
ポストクレジットシーンが示す次なる戦い
エンドロール後に登場するのが、新たな悪魔崇拝の現場に突入するホーリーナイトの姿。
ここで終わるってことは…はい、完全に次の事件が始まってます。
しかもウンソ事件よりも格上っぽい雰囲気があったので、今後はもっと強力な敵が出てくるんじゃないかと。
ちなみに監督のリム・デヒは、「シリーズ化したい」と明言してるので、続編はほぼ確実だと思われます。
- ★ 『悪魔祓い株式会社』は拳で悪魔を祓うという斬新な設定が最大の見どころ
- ★ 海外ではコンセプトは好評だが、CGと脚本への批判が多い
- ★ ソヒョンのエクソシスト演技は好意的に受け入れられている
- ★ ファウンドフッテージ風の演出は評価が分かれるポイントに
- ★ ポストクレジットシーンで続編の存在を強く示唆している
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