映画の魅力やネタバレ感想を通して、次に見る作品のヒントにもなる“観る人目線”のレビューをお届けします。

『山口くんはワルくない』ロケ地と聖地巡礼!豊洲や高校など全7箇所

『山口くんはワルくない』ロケ地と聖地巡礼!豊洲や高校など全7箇所

映画「山口くんはワルくない」のロケ地(聖地巡礼スポット)は、豊洲や横浜、流山の学校など全7箇所以上が特定されている。

クラスでBBQをした「キラナガーデン豊洲」やデートシーンの「MARINE&WALK YOKOHAMA」など、具体的なアクセス情報や劇中シーンをまとめた。

栃木県足利市内で撮影された「森」のピンポイントな場所については現在調査中だ。

目次[閉じる]
ロケ地・シーン 場所・アクセス 巡礼時の注意点
豊洲・横浜エリア
BBQ、ツーショット、羽の壁画
キラナガーデン豊洲
豊洲ぐるり公園
MARINE&WALK YOKOHAMA
店舗の営業時間・定休日の確認は必須だ
日常シーン(学校・駅)
冒頭の駅、通っている高校、帰り道
並木中央駅
流山市立南流山中学校
学校近くの川沿い
生徒のプライバシーに配慮し、撮影マナーを厳守すること
郊外スポット
浴衣で行った神社、迷った森、プラネタリウム
小鹿神社(秩父)
足利市内某所
多摩六都科学館
プラネタリウムの休館日やチケット発券時間に注意せよ

映画「山口くんはワルくない」胸キュンデートの聖地!豊洲&横浜ロケ地

実写恋愛映画において、キャラクターの感情の起伏を視覚的にどう増幅させるかは監督の腕の見せ所だ。本作においてその役割を完璧に果たしているのが、洗練された都市部のロケーション選びである。

ここでは、物語の中でも特に視覚的な華やかさを放ち、読者の関心が最も集中しているであろう豊洲および横浜エリアの撮影スポットを紐解いていく。

クラスでBBQ&ツーショット!キラナガーデン豊洲と周辺公園

クラスメイトたちとのBBQという、青春の群像劇に欠かせないイベントの舞台に選ばれたのは「キラナガーデン豊洲」だ。

開放的な空と海を背景にしたこのロケーションは、キャラクターたちが抱える日常の閉塞感や心理的な障壁を、文字通り取り払う装置として機能している。太陽の光が乱反射する水面を背に、彼らの表情がいかに自然に綻んでいたかに注目してほしい。

特筆すべきは、この場所が過去になにわ男子のFC動画でも使用された実績を持つという事実だ。アイドルファンから映画ファンまで、多層的な文脈を持つロケ地として非常に価値が高い。

そして、BBQの熱狂から一転して描かれるのが、隣接する「豊洲ぐるり公園」での夜景ツーショットシーンである。

都市の無機質な光が、ふたりのシルエットを闇の中に鮮やかに浮かび上がらせるカメラワークは見事だ。集団の中のノイズが消え、世界にたったふたりだけが存在しているかのような錯覚。あのロマンチックな空気感を味わうなら、日没後の時間帯を狙って訪れるべきだろう。ただし、店舗の営業時間や定休日の確認は怠らないようにしてほしい。

羽の壁画でデートシーン MARINE&WALK YOKOHAMA

デートシーンの背景として強烈な印象を残すのが、横浜の「MARINE&WALK YOKOHAMA」に描かれた羽の壁画である。

いわゆるベタなSNS映えスポットではあるが、それを斜に構えずに真正面から映画のワンシーンとして切り取ることで、若さ特有の瞬発力と純粋さを画面に定着させることに成功している。

レンガ造りの建物の隙間を抜け、海風を感じながらこの壁画の前に立つとき、劇中の胸が締め付けられるような甘い展開がフラッシュバックするはずだ。

周辺にはショッピングやカフェも充実しているため、休日の週末お出かけルートとしてそのままトレースすることを強く推奨する。映画の追体験と現実のデートをシームレスに繋ぐ、極めて優秀なロケーションである。

@Ryo
@Ryo
洗練された都市の風景が、ふたりの不器用な距離感を残酷なほど美しく際立たせる。このヒリヒリするような焦燥感を味わったなら、主演俳優が過去に見せた別のアプローチも確かめたくなるはずだ。

浴衣で行った神社と迷った森はどこ?郊外の撮影スポット

都市部の人工的な光の演出から一転、中盤以降の展開では郊外の自然や伝統的な風景がスクリーンを支配する。

人間の感情は、置かれた環境によって引き出される側面が異なる。ここでは、キャラクターのより深い内面や脆さが露呈した郊外のロケ地について解説していく。

浴衣姿がエモい小鹿神社(埼玉県秩父郡)

祭りの喧騒と、ふと訪れる静寂。非日常の極みとも言える浴衣姿での神社シーンは、埼玉県秩父郡の「小鹿神社」で撮影されている。

暖色系の提灯の光が、普段の制服姿とは違う彼らの横顔を照らし出す演出は、古典的だがやはり強力だ。光と影のコントラストが、言葉にできない彼らの葛藤や期待を代弁しているように見えた。

最寄り駅から距離があるためアクセスにはやや骨が折れるが、車を走らせてでも訪れる価値のある場所だ。境内に足を踏み入れた瞬間、あの夏の夜の湿度の高い空気感が蘇ってくるだろう。少し足を伸ばして、秩父周辺のドライブ旅行に組み込むのが大人の楽しみ方だ。

さつきが迷った森は栃木県足利市内

物語のフックとなる、さつきが森で迷い山口くんに助けられるシーン。この緊迫感あるシークエンスは、栃木県足利市内の某所で撮影されている。

これは「あしかがフィルムコミッション」の撮影実績からも裏付けられている事実だ。ピンポイントな場所の特定には至っていないが、足利市郊外の深い緑がその舞台であることは間違いない。

映画の構造として、森のような閉鎖的かつ自然の脅威を感じる空間にキャラクターを放り込むことは、吊り橋効果的な緊張感を生み出し、関係性を強制的に進展させるための有効な手段だ。

圧倒的な自然の前での無力感と、そこに差し出された手の力強さ。あのシーンに説得力を持たせたのは、足利の森が持つ本物の静謐さと深さがあってこそだと言える。

冒頭の駅や通っている高校は?日常シーンのロケ地

デートシーンや劇的なトラブルのシーンがいかに美しくとも、それが浮き足立って見えないのは、ベースとなる「日常」の風景が確固たるリアリティを持って描かれているからだ。

ここからは、物語の骨格を支える日常シーンのロケ地に迫る。

冒頭で降りた駅 並木中央駅

物語が転がり始める起点、冒頭で彼らが降り立つのは横浜シーサイドラインの「並木中央駅」である。

何気ない通学路の一部だが、改札を抜け、光の差し込むホームから階段を下りるその一連の動作に、これから始まる物語への予感が満ちている。

ロケ地巡礼を始めるなら、あえてこの駅をスタート地点に設定し、彼らと同じ視線で日常から非日常へと足を踏み入れる体験をしてみてはいかがだろうか。

山口くん達の高校 流山市立南流山中学校と帰り道の川沿い

彼らが通う高校の校舎として使用されたのは、千葉県の「流山市立南流山中学校」だ。

映像において、この学校の最大の特徴である「赤い校舎」が果たしている役割は大きい。色彩心理学を引くまでもなく、赤は情熱や秘められたエネルギーを暗示する。彼らの日常の背景に常にこの赤い建造物が配置されていることで、画面全体に静かな熱量が付与されているのだ。

また、学校近くの川沿いの帰り道も、青春のけだるさと輝きを同時に表現する見事なロケーションである。

しかし、ここで一つ強めに警告しておきたい。この場所は現在も生徒たちが通う「現実の教育現場」である。聖地巡礼の際は、生徒のプライバシーに最大限配慮し、敷地内への無断立ち入りや迷惑となる撮影は絶対に避けるべきだ。映画を愛する者としての最低限のマナーを厳守してほしい。

休館日だったプラネタリウム 多摩六都科学館

さつきが提案したものの、運悪く休館日だったプラネタリウム。この切ないすれ違いの舞台となったのは「多摩六都科学館」だ。

脚本の妙として、「行けなかった場所」をあえて具体的に描くことで、観客の記憶に強く刻み込む手法が取られている。到達できなかったからこそ、そこは永遠に理想のデートコースとして機能し続けるのだ。

実際に足を運ぶ際は、さつきと同じ轍を踏まないよう、プラネタリウムの休館日やチケット発券時間を事前に必ず確認してほしい。

映画の余韻をさらに深く楽しむための次のステップ

映画のロケ地を自らの足で巡るという行為は、単なる観光ではない。それはスクリーンの中でキャラクターたちが呼吸した空間を、現実の身体感覚として追体験する極めて能動的な映画鑑賞の延長である。

豊洲の風、神社の静寂、赤い校舎の佇まい。それらを肌で感じた後、再び作品に向き合えば、公開初日に劇場で観た時とは全く違う解像度で彼らの感情が迫ってくるはずだ。

映画の真の面白さは、一度の鑑賞で終わらないところにある。

空間の演出に圧倒されたなら、次は監督の作家性や、役者の細かな表情の機微に目を向けるべきだ。この監督が過去の作品で「恋の始まり」をどう描いていたのか。主演俳優が別の作品で見せた、全く異なるアプローチの演技とは何だったのか。

点と点だった作品同士が、あなたの中で一つの線として繋がった時、映画狂としての底なし沼が口を開けて待っている。

🎧 ロケ地巡礼の没入感を高めるなら

劇中のヒリヒリするような焦燥感と甘い余韻に浸りながら実際の街を歩くなら、なにわ男子が歌う主題歌『ビーマイベイベー』を聴いてあの名シーンを脳内再生するのが極上の追体験となるはずだ。

Amazon Music Unlimitedなら最初の30日間無料で、広告のノイズなしで無限にリピート再生できる。巡礼のプレイリストに必ず加えておこう。

@Ryo
@Ryo
ロケ地巡礼で空間の解像度を上げたなら、次は彼らが紡いだ映像の系譜を遡る番だ。この監督の過去作や、他の胸キュン実写映画も一気に振り返り、演出の妙を比較検証してみてほしい。
聖地巡礼前の最終確認
  • ★ 映画の熱量を感じるには、ロケ地巡礼が最適だ。
  • ★ 各スポットは映画の追体験と現実のデートを繋ぐ。
  • ★ 学校や店舗を訪れる際は、マナーの厳守を徹底せよ。

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